すそワキガの特徴的なニオイとは?簡単セルフチェック法を伝授!
デリケートゾーンのニオイが気になるという方は少なくないでしょう。しかし、そのニオイが必ずしもすそワキガであるとは限りません。本記事では、すそワキガの特徴的なニオイや簡単にセルフチェックできる方法を詳しく解説します。ぜひ、参考にしてみてください。
デリケートゾーンのニオイとその原因
汗や雑菌の繁殖
デリケートゾーンのニオイの多くは汗や皮脂が雑菌やおりものと混ざり酸化することで発生します。特に生理中は経穴が空気と触れ合い酸化し、雑菌の繁殖を促進してしまいます。また、膣口近くには尿道や肛門があり、アンダーヘア―などで汗が蒸れやすい環境でもあるため、不潔な状態が続くとニオイが強くなります。
細菌性膣炎などの病気
細菌性膣炎や性感染症などの病気で膣内に強いニオイが発生することもあります。細菌によって膣内が炎症すると、ニオイの強いおりものが排出されることが多いです。この場合、ニオイだけでなく、色やかゆみ、痛みを伴うことが多いです。
すそワキガとは
すそワキガの特徴
すそワキガは、ワキガの独特なニオイがデリケートゾーンからする症状です。アポクリン汗腺から出る黄色から乳白色の汗が、皮膚にいる常在菌によって分解され、含有するタンパク質・脂質・糖質・アンモニア・鉄分などが放出されることで独特なニオイを放ちます。
アポクリン汗腺の存在
アポクリン汗腺は、男女問わず誰にでもあり、皮膚の深層部に粟粒のような形状で並んでいます。ワキガ体質の人とそうでない人の違いは、アポクリン汗腺の数と大きさによるものです。アポクリン汗腺は生まれた時から数が決まっていますが、思春期を迎えると大きくなります。
すそワキガの特徴的なニオイ
洗濯してもニオイが取れない
汗をかきやすい季節にはどんな人もニオイが発生しやすくなりますが、通常は一時的なもので、デリケートゾーンを清潔にしていればニオイは気にならなくなります。しかし、毎日しっかり洗ってもニオイに改善が見られない場合は、すそワキガの可能性が高いと言えるでしょう。
独特のニオイ
ネギや玉ネギのようなツンとした刺激臭や顔をしかめたくなるような独特なニオイの場合は、すそワキガの可能性が高いです。
下着に汗ジミが付く
アポクリン汗腺は汗が出る腺なので、多くある場合は分泌された汗が下着につきやすくなります。アポクリン汗腺から出る汗は黄色く濁っているため、下着に黄色いシミが付くことがあれば、すそワキガの可能性は高いです。
すそワキガセルフチェック!
チェック項目
以下のセルフチェック項目に一つでも当てはまる場合、すそワキガの可能性があります。自己判断が不安な方は、クリニックで診察してもらうことをおすすめします。
チェック項目 |
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血縁者にワキガ・すそワキガの人がいる |
耳の垢が湿っている |
脇や乳輪からもニオイを感じる |
下着に汗ジミやニオイが付いている |
清潔にしていてもデリケートゾーンのニオイが気になる |
すそワキガの治療法
ボトックス注射
すそワキガの原因はアポクリン汗腺なので、この働きを弱めてしまえばニオイを抑えることができます。ボツリヌストキシンという製剤をデリケートゾーンに注射し、アポクリン汗腺の働きを弱めます。半年程度は持続しますが、ニオイを抑えるとなると効果が多少弱めです。
まとめ
デリケートゾーンのニオイが気になる場合、それがすそワキガであるかどうかを判断するには、セルフチェックが有効です。すそワキガの特徴的なニオイやセルフチェック項目を確認し、不安な場合はクリニックで診察を受けることをおすすめします。適切な治療法で、すそワキガのニオイを抑え、日常生活を快適に過ごしましょう。