驚きの美容成分「卵殻膜」とは?
卵殻膜とは、卵の殻の内側にあるわずか0.07mmの薄い膜のことで、多数の細胞で構成されています。ヒナが成長する過程で紫外線や外部の刺激から守り、豊富な栄養素を届ける役割を果たしています。肌に驚くべき影響を与える成分として注目されているのが、卵殻膜に含まれるⅢ型コラーゲンや各種たんぱく質です。
Ⅲ型コラーゲン(ベビーコラーゲン)とは?
皮膚を形成するコラーゲンの中でも、Ⅰ型コラーゲンは骨など身体組織の強度に関わるのに対し、Ⅲ型コラーゲンは柔軟性に富み「ベビーコラーゲン」とも呼ばれています。若々しい肌のハリ・ツヤ・弾力の源であり、20代後半から減少し始めるためその補給が重要です。
卵殻膜が肌年齢に与える影響
Ⅲ型コラーゲンの減少により、肌の保湿力や弾力は低下し、シミやしわ、たるみといった年齢サインが表れやすくなります。卵殻膜はこのⅢ型コラーゲンに関連する成分を豊富に含み、肌のうるおいと柔らかさを維持。外的刺激から肌を守り若々しい印象を持続させます。
卵殻膜の4つの美肌効果
卵殻膜がもたらす主な効果は次の4つです。
効果 | 詳細 |
---|---|
ハリ・ツヤアップ | Ⅲ型コラーゲンに関わる成分がふっくら柔らかい肌を実現 |
年齢肌悩みの改善 | シスチンがメラニン生成を抑え、シミやくすみを防ぐ |
髪のダメージ補修 | ケラチンたんぱく質によりハリ・コシのある髪へ |
傷跡の自然治癒促進 | 古くから傷の治癒に使われ、傷痕を残さず治す効果 |
① Ⅲ型コラーゲンによるふっくら肌作り
卵殻膜は肌に似た18種類のアミノ酸を含み、優れた浸透性を持ちます。これにより、保湿効果が高まり、たるみ毛穴なども目立ちにくくなります。弾力のあるもちもち肌に導くことで毎日のメイクも楽しみに変わるでしょう。
② シスチンのメラニン抑制作用
卵殻膜には一般の肌の5倍以上ものシスチンがあり、シスチンはL-シスチンに変換されることでメラニンの生成を抑制。さらにターンオーバーを促進しシミやそばかすをできにくくします。透明感のある明るい肌に導く重要な成分です。
③ ケラチンたんぱく質で髪も美しく
卵殻膜のケラチンたんぱく質は18種類のアミノ酸から構成されており、髪のダメージ補修に有効です。健康的でコシのある髪に整え、見た目の若々しさをサポートします。
④ 自然な傷跡ケア効果
古来より卵殻膜は傷ややけどの治癒に用いられ、傷跡の残りにくい治癒を促します。近年ではスポーツ選手のケガの回復ケアにも応用されており、肌の再生力を高める働きを持ちます。
卵殻膜の美肌効果を実感する3つの取り入れ方
卵殻膜のパワーを最大限に活かすには、自分に合った方法で継続的に取り入れることが重要です。代表的な3つの方法を解説します。
1. 自作の卵殻膜パック
家庭にある卵の殻の内側についている薄膜を剥がし、肌に直接貼ってパックする方法です。割った卵を1時間ほど置いてから膜をはがし、10分間パックします。その後は化粧水や乳液でしっかり保湿しましょう。ただし、新鮮さや衛生面に注意が必要で、サルモネラ菌による食中毒のリスクがあるため長時間の放置は避けましょう。
2. 卵殻膜エキス配合サプリメント
卵殻膜由来成分を内側からケアする方法として、サプリメントや美容ドリンクがあります。手軽に継続でき、食生活からの美肌サポートとしておすすめです。
3. 卵殻膜エキス配合美容液
最も効率的で衛生的な方法が、卵殻膜エキスを配合した美容液を普段のスキンケアに取り入れること。導入美容液として洗顔後すぐ、温かい肌に浸透させることで成分が角質層の奥まで行き渡ります。使い続けることで赤ちゃんのようなもっちり肌に近づけます。
おすすめ卵殻膜エキス配合美容液3選
美容液選びで迷う方に向けて、成分や効果、価格帯、キャンペーン情報を踏まえたおすすめの卵殻膜美容液を3つ紹介します。
商品名 | 特徴 | 価格(税抜) | 配合成分 |
---|---|---|---|
アルマード チェルラーブリリオ | 卵殻膜濃度96%の高濃度エキス。コラーゲンやEGF、幹細胞エキス配合。満足度99.1% | 6,000円(15ml 約1ヶ月分) | 卵殻膜エキス・セラミド・EGF・幹細胞エキス・フラーレンなど9種 |
オージオ ビューティーオープナーセラムリンクル&ホワイト | 累計900万本突破。ナイアシンアミド配合でしわ改善、シミ予防。肌に優しい処方 | 5,800円(18ml 約1ヶ月分) | 卵殻膜エキス90%以上、ナイアシンアミド、グリチルリチン酸ジカリウム |
株式会社ヴィワンアークス ラントゥルース | 特殊なナノ加工で卵殻膜を極小分子化。ヒト幹細胞培養液配合で肌の浸透力抜群 | 10,000円〜(20ml 約1ヶ月分) | ナノ化卵殻膜エキス95%、EGF、FGF |
卵殻膜を使うときの注意点とQ&A
卵アレルギーの方でも使える?
卵殻膜は卵白に含まれるオボアルブミンやオボムチンのようなアレルゲン成分を含まないため、比較的安全です。ただし、ゼロではないため、初めて使用する際はパッチテストを行い、異常が出たら使用を中止してください。
卵殻膜を直接肌につけるか、食べるかどちらが良い?
直接肌に貼る自作パックは手間と衛生面のリスクがあります。また、食べることは消化不良の恐れがあるため推奨しません。より安全かつ効果的なのは美容液やサプリメントで取り入れることです。
まとめ:卵殻膜でキメ細かく若々しい美肌を手に入れよう
卵殻膜は、Ⅲ型コラーゲンやシスチンなど肌の若返りに欠かせない成分を豊富に含み、ハリやツヤ、保湿力を高めてシミやしわなどの年齢肌悩みを改善してくれます。
自作パックよりも、美容液やサプリメントなど衛生面と効果のバランスが良い方法で取り入れるのがおすすめです。特に実績が高く高濃度エキスを配合した美容液を使うことで、毎日のスキンケアに手軽に加えられます。
今からコツコツと卵殻膜を活用したケアを続ければ、若々しさを保ちつつ、化粧のりも格段にアップした自信の持てる素肌を目指せるでしょう。美しく年齢を重ねるための強い味方としてぜひ取り入れてみてください。